交通事故の被害者が加害者に対して損害賠償を請求する方法としては,裁判外でできる手続と裁判手続とがあります。ここでは,交通事故の損害賠償請求の手続や方法に関するよくあるご質問ついて,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所がお答えいたします。その他交通事故の損害賠償請求について知りたい項目は,サイドメニューからお選びください。
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裁判外の交渉
- Q. 交通事故による損害賠償について保険会社と交渉する場合,どのようなことに注意すべきでしょうか?
- Q. 交渉による請求にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
- Q. 交渉による請求にはデメリットもあるのですか?
- Q. 交通事故による損害賠償について保険会社と交渉する場合,どのようなことに注意すべきでしょうか?
- A. 交通事故の損害賠償金については,自賠責の基準・任意保険会社の基準・裁判基準があると言われます。左記の順番で金額が大きくなっていくのが一般です。その点を頭に入れておくべきでしょう。また,相手方は交渉に慣れていますから,それなりの知識をご自身で持っておかなければなりません。
- Q. 交渉による請求にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
- A. 通常は,相手方が加入している任意保険会社の担当者と交渉することになるかと思いますが,交渉が成立すれば,かなり早い段階で入金があります。したがって,交渉による請求のメリットは迅速な回収が可能となるという点です。
- Q. 交渉による請求にはデメリットもあるのですか?
- A. 第一のデメリットは,裁判による方が金額が大きくなる場合が多いということです。また,第二のデメリットとして,特に相手方と直接交渉しなければならない場合には,精神的な負担がかかるということも挙げられるでしょう。話がつかないということも少なくありません。
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裁判外の調停機関・ADR
- Q. 裁判外で交通事故を紛争する方法として,直接交渉する以外に何かありますか?
- Q. ADRとは何ですか?
- Q. ADRの利用にはどのようなメリットがありますか?
- Q. ADRの利用にはどのようなデメリットがありますか?
- Q. 裁判外で交通事故を紛争する方法として,直接交渉する以外に何かありますか?
- A. 各種のADRがあります。各地の弁護士会が主催する交通事故に関する仲裁機関や日本弁護士連合会交通事故紛争処理相談センターなどがあります。他にも,保険会社が用意しているADRなどもあるようです。ただし,公平性・中立性の観点からいえば,日弁連や弁護士会主催のADRをお勧めいたします。
- Q. ADRとは何ですか?
- A. ADRとは,「Alternative Dispute Resolution」の略で,「裁判外紛争解決手続」のことをいいます。文字どおり,裁判手続をとらずに紛争を解決するための機関です。
- Q. ADRの利用にはどのようなメリットがありますか?
- A. ADRの場合,当事者の間に交通事故の損害賠償に詳しい専門家が入って話し合いをすすめることになります。専門家には弁護士が入ることが多いでしょう。そのため,仮に法的知識に乏しい場合でも,ある程度,仲裁者がサポートしてくれるという面もメリットもあります。また,第三者が入ることにより,客観的な判断がなされるというメリットもあるでしょう。さらに,ADRも交渉の延長ですから,やはり裁判手続に比べれば,はるかに早い解決が可能です。弁護士会や日弁連のADRですと,裁判基準にかなり近い解決案が提示されることもあります。
- Q. ADRの利用にはどのようなデメリットがありますか?
- A. デメリットは,やはり交渉の延長ですので,強制力がないという点です。仮に,ADRで何らかの決定がなされたとしても,その決定には法的拘束力がありませんので,相手方がその決定に納得しなければ,結局訴訟を提起しなければならないことになってしまい,かえって時間をロスしてしまうという点がデメリットでしょう。
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交通事故による損害賠償請求の訴訟
- Q. 裁判外での交渉が上手くいきません。どうしたらよいでしょうか?
- A. 最終的な解決方法である訴訟(交通事故による損害賠償請求事件訴訟)を提起すべきでしょう。
- Q. 訴訟とはどのような手続なのですか?
- A. 訴訟は,各当事者が主張とその主張を裏付ける証拠を提出して立証し,それらの主張と立証をもとに,裁判所が判決と言う形で法的な判断を下す手続です。
- Q. 訴訟のメリットとは何ですか?
- A. 裁判所によって,終局的な判断が下されるという点です。具体的にいえば,訴訟の結果,判決がなされてそれが確定すれば,その判決に基づいて強制執行が可能となります。また,判決で認められる損害賠償金の金額が,交渉において保険会社等が提示してくる金額よりも大きくなる場合が多いこともメリットです。
- Q. 訴訟のデメリットとは何ですか?
- A. 。やはり,損害賠償請求や訴訟に関する法的な専門的知識が必要となるということが最大のデメリットでしょう。また,裁判外での交渉やADRに比べても,かなり時間がかかることになります。訴訟を選択する場合には,専門家である弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
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