LSC綜合法律事務所イメージ

弁護士業務の関連記事

司法修習における実務修習とは?

法曹(弁護士・検事・裁判官)になるためには,司法試験に合格後,司法修習を修了する必要があります。この司法修習においては,実務修習と呼ばれる研修があります。

ここでは,司法修習における実務修習とは何かについて,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所がご説明いたします。

司法修習における実務修習とは?

なお,弁護士業務関連の各種記事については,弁護士業務関連記事の一覧ページをご覧ください。

弁護士による法律相談のご予約は 042-512-8890

実務修習とは?

司法修習には,司法研修所で行われる集合修習と全国各地で行われる実務修習とがあります。

実務修習とは,司法修習生が各地の地方裁判所に赴任し,その地方裁判所,管轄内の地方検察庁及び法律事務所で,法曹実務家とともに実務を体験しつつ学んでいくというもので,司法修習のメインともいえるものです。

旧司法試験合格者の修習の場合には,裁判所で6か月間(民事裁判修習と刑事裁判修習が3月ずつ),検察庁で3か月間,法律事務所で3か月間の合計1年間の実務修習が行われていました。

新司法試験合格者の修習の場合にはやや短縮され,裁判所で4か月間(民事裁判修習と刑事裁判修習が2月ずつ),検察で2か月間,法律事務所で2か月間,選択修習が2か月間の合計10ヶ月間,実務修習が行われます。

>> 司法修習とは?

裁判修習

裁判修習には,民事裁判(通称「民裁」)修習と刑事裁判(通称「刑裁」)修習とがあります。

民裁修習の場合には地方裁判所の民事部で,刑裁修習の場合には地方裁判所の刑事部で,それぞれ所属の裁判官が指導担当となって修習が行われます。

修習生は,裁判官室の一角に席を与えられます。そこで,起案やら勉強をすることになります。

いずれも,訴訟の傍聴と判決の起案が修習のメインとなります。事件記録を読んで,訴訟を傍聴し,判決を起案するということの繰り返しです。

もちろん修習生が起案した判決が実際に使われることはありません。起案した判決を指導担当裁判官に見てもらい,アドバイスをもらうのが目的です。

その他,訴訟以外の特殊な事件,例えば,執行や破産などを行う部を見学したり,簡易裁判所の調停なども勉強する機会があります。

もっとも裁判修習では,事件を見ることも大事ですが,その事件に関する裁判官の考え方を直接に聞けるというのが一番貴重な体験です。

弁護士や検察官になった後では知りたくても知ることができませんので,積極的に聞いておくべきでしょう。

>> 裁判官とはどのような職業なのか?

検察修習

検察修習では,赴任地の地方裁判所の管轄内にある地方検察庁で,検察官の実務を学んでいきます。たいていは司法修習生室という部屋が用意してあって,そこで修習することになります。

検察修習のメインは,捜査,特に「取調べ」です。実際に修習生が被疑者取調べを担当します。相手はもちろん本物の被疑者です。とはいえ,難しい事件が当てられるわけではありません。軽微な事件がほとんどです。

それでも修習生にとっては,結構大変です。しかし,検察官にならない限り,取調べをする機会などないのですから,貴重な体験です。その他,簡単な捜査などもします。

また,公判の傍聴や公判に提出する書類の起案などもします。これもやはり,指導担当検察官に見てもらってアドバイスをもらうのが目的です。

そして,検察修習の裏のメインとも言われている修習があります。それは,「死体解剖の見学」という修習です。これはかなり衝撃的で、中には倒れる人もいるということです。

筆者は,運がよいのか悪いのか,3回も立ち合わせてもらいましたが,慣れとは恐ろしいもので,3回目の立会いのときには比較的慣れてきていした。今となっては貴重な体験だったと思ってます。

>> 検察官とはどのような職業なのか?

弁護修習

弁護修習とは,赴任先の地方裁判所の管轄内の法律事務所で,弁護士の実務を体験するという修習です。たいていは1人の弁護士に付いて,その仕事を見るという形です。

弁護士の仕事は多岐に渡りますし,各弁護士によって専門分野や抱えている事件が違うでしょうから,他の修習と違って決まった形というものがあまりありません。

指導担当となった弁護士によって,修習の内容も全然変わってくるのです。

筆者の場合は,地方での修習だったこともあって,個人の事件がほとんどでしたがバラエティには富んでいて,3,4件の刑事事件もありましたし,民事事件も家事事件,債務整理など定番の事件のほか,やや特殊な民事事件などもありました。

>> 弁護士とはどのような職業なのか?

選択型修習

新司法試験合格者の修習の場合には,上記の裁判,検察,弁護修習のほか,選択型修習というものがあります。これは,司法修習後の志望進路を見据えて,さまざまな場所での修習を選択できるという修習です。

選択型修習は,実務修習の配属先が用意した各種の修習プログラムを司法修習生が選択して受講するというものです。

>> 選択型の司法修習ガイドライン(裁判所HPから)

実務修習に関連する記事

実務修習について詳しく知りたい方は,以下の関連する記事もご覧ください。

弁護士による法律相談のご予約は 042-512-8890

この記事がお役に立ちましたらシェアお願いいたします。

LSC綜合法律事務所のご案内

各種法律問題で弁護士をお探しなら,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所にお任せください。ご相談・ご依頼をご希望の方は【 042-512-8890 】からご予約ください。

※なお,当事務所にご来訪いただいての相談となります。お電話・メールによる相談を承っておりませんので,あらかじめご了承ください。

LSC綜合法律事務所

LSC綜合法律事務所ロゴ

所在地:〒190-0022 東京都立川市錦町2丁目3-3 オリンピック錦町ビル2階
ご予約のお電話:042-512-8890

>>

代表弁護士 志賀 貴

日本弁護士連合会:登録番号35945(旧60期)
所属会:第一東京弁護士本部および多摩支部

>> 日弁連会員検索ページから確認できます。

アクセス

最寄駅:JR立川駅(南口)・多摩都市モノレール立川南駅から徒歩5~7分
駐車場:近隣にコインパーキングがあります。

※ 詳しい道案内は,下記各ページをご覧ください。

弁護士による法律相談のご予約は 042-512-8890

このページの先頭へ