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法令解説

裁判(訴訟)では何を判断するのか?

裁判のうちでも訴訟においては,当事者がした主張や立証に基づいて,裁判所が,法律要件を満たしているのか,その結果,法律効果が発生するのかということを判断することになります。

ここでは,裁判(訴訟)では何を判断するのかについて,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所がご説明していきます。

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裁判・訴訟の基本的な仕組み

裁判には,いろいろな形式がありますが,いずれにしろ,そこで何を調べ,何を判断するのかという根本的な点については変わりがありません。特にその傾向は,裁判手続の1つである訴訟において顕著です。

裁判・訴訟で判断の対象となるものは「事実」です。思想や意見などは裁判の対象となりません。あくまで,事実を対象として判断がなされるのです。

もっとも,ある事実が有るとか無いとかだけを対象とするわけではありません。

こういう事実がありました,などということを裁判で決めてもらっても,(個人的な感情の問題は別として,社会的には)何の意味も無いでしょう。

裁判の本質は法律によって紛争を解決するというところにありますから,その事実が有った,あるいは無かったということによって,紛争解決のためにどのような法律的意味があるのかということこそ,裁判において判断されるべき事柄であるといえます。

つまり,裁判では,ある事実の有無が判断の対象となりますが,ただ単に事実が有ったか無かったかということだけではなく,さらにその事実が法律上どういう意味を持っているのかという法的な評価が付加されて判断されるのです。

ある事実が法律上どういう意味を持っているのかということは,もっと具体的に言えば,ある事実が法律要件に該当する事実といえるのかどうか,ということが判断されるということです。

そして,法律要件に該当する事実が有ると言える場合には,その法律要件から導かれる法律効果が発生しているという判断が最終的になされ,無いという場合には,その法律効果は発生していないという判断が最終的になされることになります。

この法律効果の判断こそが,判決等であるということになります。

>> 裁判・訴訟の基本的な仕組み

刑事訴訟の場合

刑事裁判の場合には,刑罰法規の構成要件等の法律要件に該当する事実があるかどうかが取り調べられ,判断がなされます。

そして,これら法律要件に該当する事実がすべて有ると判断された場合には,被告人に対して法律効果である刑罰を科すという判決が下されることになります。

逆に,有るとはいえないと判断された場合には,無罪の判決がなされることになります。

民事訴訟の場合

民事裁判の場合も,法律要件に該当する事実(こういう具体的な事実のことを「要件事実」といいます。)がすべて有ると判断された場合には,その法律効果の発生を認める判決(請求認容判決)がなされることになります。

逆に有るとは言えないと判断された場合には,法律効果の発生を認めない判決(請求棄却判決)がなされることになります。

なお,上記のとおり,民事裁判の場合には,法律効果の発生が認められないとしても,法律効果の発生を認めない,という判決がなされるわけではなく,単に法律効果の発生を認める旨の請求が退けられるだけです。

>> 要件事実とは?

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