LSC綜合法律事務所の取扱業務イメージ

任意整理

任意整理と過払い金の関係

任意整理は,弁護士等が債務者の方に代わって貸金業者等の債権者と返済条件について交渉をするという手続です。

これに対し,過払い金返還請求は,貸金業者等に対して,支払い過ぎた利息の返還を請求するという手続です。

これらは,まったく真逆の手続ですが,こと貸金業者を相手方とする場合には,実際には,表裏一体の関係にあるといえる部分があります。

ここでは,この任意整理と過払い金返還請求はどのような関係にあるのかについて,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所がご説明いたします。

なお,LSC綜合法律事務所における任意整理のお取り扱い・無料相談等については,弁護士による任意整理の無料相談のご案内をご覧ください。

弁護士による無料相談のご予約は 042-512-8890

利息制限法と引き直し計算

任意整理と過払い金の関係について理解するためには,まず利息制限法と引き直し計算(利息計算・元本充当計算)というものについて知っておく必要があります。

>> 債務整理(全般)に関するQ&A

利息制限法の効果

利息制限法とは,暴利から借主を保護するために,金銭消費貸借契約における利息の利率を一定割合にまで制限する法律です。要するに,借金の利息の利率を制限する法律ということです。

この利息制限法の制限利率を超える利率の利息契約をしたり,あるいは,そのような契約をして現実に制限利率を超える利息を受け取ったりしても,利息制限法に違反しているため,そのような約束や金銭の受領は無効となります。

それでは,仮に,すでに利息制限法の制限超過利息を支払ってしまっていた場合(貸金業者側からみれば,制限超過利息をすでに受け取ってしまっていた場合)に,実際にはどうように扱うのかということが問題となってきます。

この点については,最高裁判所の判例により,貸金業者等が利息制限法の制限超過利息を受領していた場合には,その受領は無効であるから,その受領した制限超過利息は借金の元本に充当される(元本に支払ったことにされる)ことになっています。

>> 過払い金の重要判例

引き直し計算(元本充当計算・利息計算)

最高裁判所判例に従って,制限超過利息が発生した場合には,その制限超過利息を次々と元本に支払ったものとして貸金業者等との間の取引を計算し直していく計算手法のことを「引き直し計算」と呼んでいます。

利息計算とか,元本充当計算などと呼ばれることもあります。

この引き直し計算は,実際に1回1回の借入れや返済を計算していくと非常に大変ですが,現在では,エクセルのソフトなどで,借入れ・返済の日付や金額等を入れるだけで簡単に計算できるものがあります。

それらを利用すれば誰にでも簡単にできるようになっています(例えば,名古屋消費者信用問題研究会サイト等からも無償でダウンロードが可能です。)。

>> 引き直し計算代行サービスのご案内

過払い金に関する誤解

前記のとおり,利息制限法に違反する利率の利息は,借金の元本に充当されていくことになります。

そして,次々と利息制限法の制限超過利息を元本に充当する引き直し計算をしていくと,ある時に借金の元本が計算上完済となる場合があります。

そして,それを超えてさらに上記元本充当計算をしていくと,今度は,借金の元本を超えて支払いをしていくという状態になっていきます。

要するに,計算上は借金がないのに金銭を支払っているという状態が生ずるというわけです。

この計算上元本が完済となった後に支払われた制限超過利息は,それを受領した貸金業者等に対してその返還を請求できます。これがいわゆる「過払い金」です。

このように,過払い金とは,あくまで,まずは制限超過利息を元本に充当していくのが先です。

そして,元本充当をしていった結果,その元本すらなくなった(借金がなくなった)後にさらに支払いを続けていった場合にはじめて発生するものです。

したがって,借金の元本が残っているうちに過払い金だけが発生するということはあり得ないのです。

引き直し計算をしても借金の元本が残っているにもかかわらず,これまで支払った制限超過利息だけ過払い金として返還を請求したいというご相談を受ける場合があるのですが,これは誤解です。

上記のとおり,あくまで元本すら計算上なくなったといえる場合にのみ,過払い金返還ができるということは注意が必要です。

>> 過払い金とは何かに関するQ&A

任意整理と過払い金の関係

前記のとおり,過払い金となる場合というのは,引き直し計算の結果,借金がないといえる場合です。

したがって,任意整理として借金の残額について交渉をするのか,それとも,過払い金返還を請求するのかというのは,この引き直し計算によって,はたして残額があるのかどうかということにかかってくるということになります。

引き直し計算の結果,残高があるのであれば任意整理をし,残高はなく過払いとなっているというのであれば,過払い金の返還を請求することになるのです。

したがって,任意整理と過払い金返還請求は,裏表の関係にあるといえますが,両立するものではないのです。

>> 過払い金返還請求の経験豊富な弁護士をお探しの方へ

任意整理と過払い金の関係に関連するページ

任意整理と過払い金の関係についてより詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたら,以下のページもご参照ください。

弁護士による無料相談のご予約は 042-512-8890

任意整理のことならLSC綜合法律事務所まで

任意整理の実績・経験豊富な弁護士をお探しなら,東京 多摩 立川の弁護士LSC綜合法律事務所にお任せください。無料相談・ご依頼をご希望の方は【 042-512-8890 】からご予約ください。

※なお,当事務所にご来訪いただいての相談となります。お電話・メールによる相談を承っておりませんので,あらかじめご了承ください。

>> 弁護士による任意整理の無料相談のご案内

LSC綜合法律事務所

LSC綜合法律事務所ロゴ

所在地:〒190-0022 東京都立川市錦町2丁目3-3 オリンピック錦町ビル2階
ご予約のお電話:042-512-8890

>>

代表弁護士 志賀 貴

日本弁護士連合会:登録番号35945(旧60期)
所属会:第一東京弁護士本部および多摩支部

>> 日弁連会員検索ページから確認できます。

アクセス

最寄駅:JR立川駅(南口)・多摩都市モノレール立川南駅から徒歩5~7分
駐車場:近隣にコインパーキングがあります。

※ 詳しい道案内は,下記各ページをご覧ください。

この記事がお役に立ちましたらシェアお願いいたします。

弁護士による無料相談のご予約は 042-512-8890

このページの先頭へ