遺産相続・遺言の基本・基礎知識(目次)
東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所では,遺産相続・遺言に関する法律問題のご相談・ご依頼を承っております。遺産相続や遺言で弁護士に相談したいという方がいらっしゃいましたら,【 042-512-8890 】からご予約ください。
なお,ご相談をご希望の方は以下の詳細ページを,遺産相続・遺言の基本・基礎知識についてより詳しく知りたい方は,スクロールしてこのページの以下をご覧ください。
遺産相続・遺言に関する法律問題
相続財産(遺産)
相続の対象となる「相続財産」とはどのようなものを指すのかについて解説します。
法定相続人
相続を受けることができる法定相続人になるのは誰なのかなどについて解説します。
代襲相続・代襲相続人
代襲相続(だいしゅうそうぞく)と代襲相続人とは何かについて解説します。
相続欠格
相続欠格事由があると相続人の資格を失うことになります。
相続分
相続人が相続を受けることができる割合のことを相続分といいます。
相続の開始
遺産相続はいつの時点から開始されるのかについて解説します。
基本法律用語
遺産相続に関する基本的な法律用語について説明します。
遺産相続の基本・基礎知識の概要
遺産相続という言葉は一般にも浸透している言葉ですから,説明するまでもないかもしれません。法的に言えば,相続とは,亡くなった方の財産・権利義務をその親族等の方に引き継がせるという制度のことを言います。
なぜ相続という制度が認められるのかという点については,定説というものはないといってよいでしょうが,法的には,無主物が生じてしまうことを防ぐ目的や財産関係を安定させて第三者の取引の安全を確保させる目的などから相続という制度が認められると考えられています。
相続の場面においては,亡くなった方(財産を遺す側の方)のことを「被相続人」といい,その遺された財産等を引き継ぐ方のことを「相続人」といいます。
誰が相続人となるかは,法律(民法)で定められています。そのため,相続人のことを「法定相続人」と呼ぶこともあります。
相続は,被相続人の死亡によって開始されます。相続開始の場所(相続開始地)は,原則として被相続人の最後の住所地です。相続開始地は,相続に関係する裁判の管轄や相続税の納付先の税務署がどこかということなどに関係してきます。
相続が開始されると,被相続人の権利義務は相続人に包括的に承継されることになります。相続によって相続人に引き継がれる遺産のことを,法的には「相続財産」といいます。この相続財産には,プラスの財産(資産)だけでなく,マイナスの財産(負債)も含まれています。
上記のとおり,誰が相続人となるかは民法によって定められています。相続人となるのは,配偶者,子,直系尊属・兄弟姉妹です。ただし,全員が相続人となるわけではなく,相続人となる順序が決められており,それも民法で定められています。
第1順位は「子」,第2順位は「直系尊属」,第3順位が「兄弟姉妹」です。配偶者には順位がなく,常に相続人となります。
なお,相続人が子や兄弟姉妹である場合には,その子や兄弟姉妹が一定の事由により相続権を失っている場合に,その直系卑属である子が子や兄弟姉妹に代わって相続を受けることができる場合があります。これを「代襲相続」といいます。
ただし,一定の背信的な行為をした場合には,相続人の資格をはく奪される場合があります。これを「相続欠格」といいます。また,場合によっては,被相続人によって,相続人として認めないとされることもあります。これを「廃除」といいます。
これら相続人がどの程度の割合で相続財産を引き継ぐことになるのかについても,民法で定められています。相続人が引き継ぐ相続財産の割合のことを「相続分」といいます。法律で定められている原則的な相続分のことを「法定相続分」といいます。
ただし,遺言や遺産分割によって,法定相続分と異なる相続分を定めることも可能です。また,法定相続人でない第三者に対しても,遺贈をすれば,遺産を遺すことが可能となります。その意味では,法律の定めも絶対的とまではいえないということになります。
ここでは,これら遺産相続の法的な基礎知識についてご説明いたします。遺産相続や遺言は法律問題ですから,法的な知識が必要となってきます。遺産相続や遺言の作成等でお困りの方がいらっしゃいましたら,ぜひご覧ください。
なお,実際に弁護士と相談したいという方がいらっしゃいましたら,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所にお任せください。ご相談のご予約は,【 042-512-8890 】にお電話ください。お待ちしております。
LSC綜合法律事務所のご案内
遺産相続や遺言でお困りの方がいらっしゃいましたら,東京 多摩 立川の弁護士 LSC綜合法律事務所にお任せください。ご相談・ご依頼をご希望の方は【 042-512-8890 】からご予約ください。
※なお,当事務所にご来訪いただいての相談となります。お電話・メールによる相談を承っておりませんので,あらかじめご了承ください。
LSC綜合法律事務所
所在地:〒190-0022 東京都立川市錦町2丁目3-3 オリンピック錦町ビル2階
ご予約のお電話:042-512-8890
代表弁護士 志賀 貴
日本弁護士連合会:登録番号35945(旧60期)
所属会:第一東京弁護士本部および多摩支部
>> 日弁連会員検索ページから確認できます。
アクセス
最寄駅:JR立川駅(南口)・多摩都市モノレール立川南駅から徒歩5~7分
駐車場:近隣にコインパーキングがあります。
※ 詳しい道案内は,下記各ページをご覧ください。